副業初心者のためのお守り!Brainの法務・税務ガイド

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はじめに:知らないと怖い…でも大丈夫!未来の自分を守る知識

こんにちは、そらです!

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

副業で少しずつ収益が出始めると、嬉しい気持ちと同時に「あれ、法律とか税金ってどうなるんだろう?」という漠然とした不安が湧いてきませんか。

何を隠そう、私もそうでした。

「難しそう」「面倒くさそう」と、ついつい後回しにしてしまいがちなのが、この法務と税務の話です。

しかし、この知識は、あなたが安心して副業を続け、稼いだ大切なお金を守るための「お守り」のようなものです。

後から「知らなかった」では済まされないトラブルを避けるために、今日は少しだけ難しいテーマに一緒に向き合ってみましょう。

この記事は、あくまで初心者の方向けの基礎知識の提供を目的としています。

私は専門家ではないため、最終的な判断や具体的な手続きの際は、必ず税理士や弁護士といった専門家にご相談くださいね。

第一部:【法務編】あなたのBrainコンテンツと信用を守るルール

まずは「法務」についてです。

なんだか堅苦しい響きですが、要は「他人の権利を侵害しない」「自分の権利やお客様からの信用を守る」ためのルールです。

Brainでコンテンツを販売する個人事業主として、最低限知っておきたい3つの法律のポイントを見ていきましょう。

ポイント1:著作権 ~他人のふんどしで相撲は取らない~

そもそも著作権って何?

著作権とは、文章、画像、音楽、イラストなど、誰かが創作したもの(著作物)を、作った人が独占的に利用できる権利のことです。

これは作った瞬間に自動的に発生するので、特別な登録などは必要ありません。

あなたが書いたBrainの文章も、立派な著作物です。

つまり、ネットで見つけた他人のブログ記事や画像を、許可なく自分のBrainコンテンツにコピペして使うことは、著作権侵害にあたる可能性が非常に高いのです。

安全な画像や文章の「引用」ルール

では、他人の著作物は一切使えないのかというと、そうではありません。

ルールを守れば「引用」という形で利用できます。

基本的には、①自分のコンテンツがメインで、引用部分はサブであること、②引用部分をカギ括弧などで明確に区別すること、③引用元(出典)を明記すること、などが必要です。

画像を使いたい場合は、「ぱくたそ」や「Unsplash」のような、商用利用可能なフリー素材サイトを活用するのが最も安全で簡単です。

利用規約をしっかり読んでから使うようにしましょう。

ポイント2:特定商取引法に基づく表記 ~あなたの信頼の証~

特商法表記って、なぜ必要なの?

「特定商取引法に基づく表記」は、インターネットで商品を販売する際に、事業者の情報を明確に開示することを定めた法律です。

これは、顔の見えないネット取引において、お客様が安心して購入できるようにするための、非常に重要なルールです。

Brainで有料コンテンツを販売する場合、あなたも事業者となりますので、この表記が義務付けられています。

これを怠ると、罰則の対象となる可能性もあるため、必ず設定しましょう。

何より、しっかり表記することがお客様からの信頼に繋がります。

何をどう書けばいいの?

表記すべき主な項目は、事業者の氏名、住所、電話番号などです。

「え、個人情報を公開したくない…」と不安になりますよね。

ご安心ください。

Brainのようなプラットフォームを利用する場合、個人の住所や電話番号については「請求があった場合に遅滞なく開示する」といった形で、非公開に設定することが認められています。

Brainの「特定商取引法に基づく表記」の設定ページから、指示に従って入力すれば簡単に設定できますので、販売前に必ず確認してください。

ポイント3:景品表示法 ~大げさな表現は命取り~

「絶対」「100%」は危険な言葉

景品表示法は、消費者が商品やサービスを選ぶ際に、誤解を与えるような大げさな広告や、ウソの表示を禁止する法律です。

特に注意したいのが「優良誤認表示」と「有利誤認表示」です。

前者は、商品の内容が実際よりもすごく良いものであるかのように見せること。

後者は、価格などの取引条件が実際よりもすごくお得であるかのように見せることです。

例えば、何の根拠もないのに「誰でも絶対に月100万円稼げる!」と書いたり、「今だけの限定価格!」と表示しながらずっと同じ価格で販売したりすると、この法律に触れる可能性があります。

Brainのタイトルや紹介文での注意点

あなたのBrainコンテンツの魅力を伝えたい気持ちはよく分かります。

しかし、行き過ぎた表現は、法律違反のリスクだけでなく、読者からの信頼を失うことにも繋がります。

「100%」「必ず」「誰でも」といった断定的な表現は避け、「目指せます」「可能性があります」「私の場合はこうでした」といった、事実に基づいた誠実な表現を心がけましょう。

実績を示す際も、いつ、どのような条件下で達成したものなのかを具体的に示すことが、信頼性を高める上で非常に重要です。

第二部:【税務編】稼いだお金と賢く付き合うルール

さて、ここからは多くの人が一番苦手意識を持つであろう「税金」の話です。

私も最初は本当にチンプンカンプンでした。

しかし、基本さえ押さえれば、必要以上に怖がることはありません。

稼いだ大切なお金を守り、さらに手元に残すための知識を身につけていきましょう。

基本のキ:確定申告が必要になるのは、どんな人?

「所得」が基準!あなたのタイプは?

Brainで得た収入は「所得」として、国に税金を納める義務が発生する場合があります。

そのための手続きが「確定申告」です。

確定申告が必要かどうかは、あなたの状況によって変わります。

最も多いケースは、会社員として給与をもらいながら副業をしている方。

この場合、Brainなど副業での「所得」が年間で20万円を超えると、原則として確定申告が必要です。

専業主婦(主夫)や学生の方の場合は、年間の合計「所得」が48万円(基礎控除額)を超えると申告が必要になります。

重要!「売上」と「所得」は違います

ここで非常に重要なのが、「売上」と「所得」の違いです。

「売上」は、Brainコンテンツが売れた金額の合計です。

一方、「所得」は、その売上から「経費」を差し引いた、いわゆる「利益」の部分を指します。

計算式は「所得 = 売上 – 経費」です。

確定申告が必要かどうかの判断基準になるのは、この「所得」の方です。

つまり、経費をしっかり計上することが、正しい納税額の計算(そして節税)に繋がるのです。

節税の第一歩:何が「経費」になるの?

経費の考え方は「事業との関連性」

経費とは、簡単に言えば「Brainの事業で収益を上げるために直接必要だった支出」のことです。

この「事業との関連性」を説明できるかどうかが、経費として認められるかどうかのポイントになります。

例えば、プライベートな友人との食事代は経費になりませんが、Brainの情報交換のための同業者との打ち合わせなら、経費として認められる可能性があります。

日頃から、この支出は事業のためか、プライベートのためかを意識する癖をつけましょう。

これって経費?具体例リスト

副業初心者の方が経費にできる可能性が高いものをリストアップしてみました。

・コンテンツ作成のために購入したBrainや書籍代

・作業に使うパソコンやスマホの購入費(※10万円以上は減価償却という処理が必要な場合も)

・インターネットの通信費やサーバー代

・打ち合わせのためのカフェ代や交通費

・スキルアップのためのセミナーや講座の参加費

・文房具やプリンターのインクなどの消耗品費

これらはあくまで一例です。

自分の事業内容と照らし合わせて判断しましょう。

自宅作業なら「家事按分」を忘れずに!

自宅で作業している方は、「家事按分(かじあんぶん)」という考え方を知っておくとお得です。

これは、自宅の家賃や電気代、インターネット料金など、プライベートと事業の両方で使っている費用を、事業で使った分だけ経費にするという考え方です。

例えば、家賃10万円の部屋の25%を作業スペースとして使っているなら、家賃の25%(2万5千円)を経費にできる、といった具合です。

作業時間や使用面積など、合理的な基準で割合を決める必要があります。

領収書・レシートは宝物です

経費を計上するためには、その支出を証明する証拠、つまり領収書やレシートが必須です。

確定申告の際に提出するわけではありませんが、税務調査などで提示を求められた際に必要となります。

法律で定められた期間(白色申告で5年、青色申告で7年)は、大切に保管しておきましょう。

月ごとに封筒に分けるなど、自分なりに管理しやすい方法で整理しておくのがおすすめです。

今日からでも、事業に関係するレシートは捨てずにとっておく習慣をつけましょう。

上級者への道:開業届と青色申告

開業届を出すメリットって?

「開業届」とは、個人で事業を始めたことを税務署に知らせる書類です。

副業でも、継続的に収入を得るようになったら提出を検討しましょう。

開業届を出す最大のメリットは、後述する「青色申告」ができるようになることです。

また、事業用の銀行口座を開設しやすくなったり、社会的信用が少し上がったりといった利点もあります。

提出はとても簡単で、税務署の窓口や郵送、オンライン(e-Tax)で手続きできます。

節税効果MAX!「青色申告」の魅力

確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。

青色申告は、白色申告よりも少し複雑な帳簿付けが必要になる代わりに、税制上の大きな特典(メリット)が受けられます。

最大の魅力は「青色申告特別控除」です。

一定の条件を満たせば、所得から最大で65万円(または55万円、10万円)を差し引くことができます。

所得が65万円減るということは、その分税金が安くなるということ。

これは非常に大きな節税効果です。

他にも、赤字を3年間繰り越せるなど、様々なメリットがあります。

会計ソフトがあれば、青色申告は怖くない!

「青色申告って、簿記の知識がないと無理なんじゃ…」と心配になりますよね。

私もそう思っていました。

しかし、今は「freee」や「マネーフォワード クラウド」といった、初心者向けのクラウド会計ソフトがあります。

これらのソフトを使えば、日々の取引を入力するだけで、複雑な帳簿や確定申告の書類を自動で作成してくれます。

月額1,000円程度から利用できるものが多く、その利用料も経費になります。

本格的に事業を拡大していきたいなら、導入を強くおすすめします。

まとめ:安心を手に入れて、副業をもっと楽しもう!

お疲れ様でした!

今日は法務と税務という、少し頭の痛くなるようなテーマに最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

一度に全てを完璧に理解する必要はありません。

大事なのは、こうしたルールがあることを知り、意識することです。

今日からできる、未来の自分を助ける第一歩

この記事を読んだあなたに、ぜひ今日から始めてほしいことがあります。

それは「事業に関係するレシートや領収書を、専用の箱かファイルに保管し始めること」です。

たったこれだけでも、来年の確定申告の時期に、過去の自分に感謝することになるはずです。

また、自分のコンテンツに、他人の著作物を無断で使っていないか、大げさな表現がないか、一度見直してみるのも良いでしょう。

小さな一歩が、未来の大きな安心に繋がります。

困った時は、専門家を頼る勇気

自分で調べても分からないこと、判断に迷うことが出てくると思います。

そんな時は、一人で抱え込まずに専門家を頼りましょう。

税務署では無料の電話相談や記帳指導を行っていますし、地域の商工会議所や税理士会が開催する無料相談会もあります。

専門家への相談は、問題を解決するだけでなく、正しい知識を得て、さらに事業を成長させるための投資でもあるのです。

法務と税務の知識は、あなたを縛るものではなく、あなたを不要なトラブルから守り、安心してアクセルを踏むための頑丈な鎧です。

この「安心感」を手に入れることで、あなたはもっと副業に集中し、楽しむことができるようになります。

これからも一緒に学びながら、楽しく、そして賢く稼いでいきましょうね!


そら@副業✖️初心者

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